株式会社CoAct 代表取締役
事業性と課題解決を目指して
東海若手起業塾に入ったのは、個人事業として事業をおこなっていた2年目くらいの時期でした。元々はケアマネジャーや福祉の仕事をしていたのですが「支援が届かない人に対してなにかできないか」と思うようになりました。その際に、東海若手起業塾のメンターでもある川北さんが講師として参画している、静岡市の「人材養成塾」に参加しました。その時に東日本大震災の災害関連死の話を聞いて、この課題に取り組もうと思ったのがスタートでした。
最初は勉強会などをやっていたんですが、1年半ほど経った頃に、事業としてやろうと思って独立しました。最初は殆ど仕事がなかったのですが徐々に仕事は増えてきました。ただ、売り上げが少ないことに課題を感じていたことと今やっている事業で本当に課題が解決するのか、という思いを抱えていました。もう少ししっかりしたいな…と思っていたところ、Facebookで募集を知って説明会に行きました。ちょうど自分のようなフェーズの人が来るという話を聞き、応募することに決めました。
最も変わったのは”関わる人が増えたこと”
仕組みを作り課題解決へ
株式会社CoAct 代表取締役 現在の事業内容
災害後の被災生活のストレス等による死亡(災害関連死)を防ぐことを目的に、より関連死のリスクの高い高齢者や障碍者の支援を行っている福祉事業所が災害後もできるだけ早く事業を再開できる体制(BCM:事業継続マネジメント)を構築する為にマニュアル(BCP)の策定や職員向けの研修、訓練などを行う。