SPECIAL INTERVIEW
特別インタビュービジネス
モデルの骨子が
固まっていたので
どう動かせばいいかを
実践的に指導してもらいました。
interview at 2018.2
NPO法人人と動物の共生センター
犬猫の殺処分問題を解決したい。
学生団体設立から、卒業後、起業を決意。
獣医学生時代に、殺処分問題の解決を目的にした学生団体を設立しました。卒業後は動物病院や研究機関への就職などいろいろと進路を考えましたが、以前から、飼育されているペットとそうでない犬猫では、彼らの生涯に大きな差があることに疑念を感じており、行政に頼らず、民間からも殺処分問題にコミットする必要があるのではと考えて起業を決意しました。
しかし、学生時代の「活動」から「事業」へどのようにステップアップしたらいいのかわからず、ビジネスプランコンテストなどに出場しようとネットなどで探していたところ、「東海若手起業塾」を知りました。プライベートでも「果たして自分は魅力ある生き方ができているのか」と自問自答することがあり、〝自分の人生の活かし方〟を模索する意味でもいい機会になると思い、エントリーしました。
2回の起業塾参加で、
起業から、事業展開まで幅広く学んだ。
事業を一つひとつ丁寧に育てたおかげで
課題解決に近づけたと実感できる。
NPO法人人と動物の共生センター 現在の事業内容
犬のしつけを飼い主が学ぶ「ドック&オーナーズスクールONELife」の経営と、「ペット後見互助会・とものわ」の主催が主な事業。「ONELife」では、犬と飼い主がともに適切な関わり方を学び、良いパートナーシップを築くことを目的としている。また「とものわ」では、飼い主が高齢となり犬を飼えなくなった際に備えて、新しい飼い主とのマッチングや、生前贈与や信託など、飼い主が最期まで犬と安心して暮らせるための仕組みを提供している。さらに、ペット業界の社会的責任の推進にも積極的に取り組んでおり、シンポジウムの開催や白書発行などを通じて、犬の適正な飼育・育成を行える社会づくりを提言している。