東海若手起業塾

応援メッセージ

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社会性こそ市場性 ~社会起業家へのエール

関戸 美恵子 氏
(NPO法人起業支援ネット 理事)

20年近く、地域課題解決に挑む起業家、社会性の高い事業を志す起業家の支援をしてきましたが、今ほど、その必要性が高まっている時はないと実感しています。

それほどに、地域や社会は行き詰まり、疲弊の度を強め、又それほどに、地域や社会は変化と創造を求めているのです。しかもその種はごく身近なところに潜み、その種を事業化する資源は地域に内在しています。

地域課題解決への高い志をもち、適切な事業スキルと地域の共感を得地域とつながる関係性を身につけ、真摯な努力を続けさえすれば、事業は形になり、継続進化を遂げることが可能な時代でもあるのです。

地域の声に耳を傾け、その解決に挑む、つまり「社会性」こそが、これからの時代の「市場性」なのだと思います。チャレンジ精神に富む若き起業家の活躍に期待し、エールを送ります。

目の前のニーズから逃げるな! 社会事業は、今、ここから始めよう!

川北 秀人 氏
(IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所] 代表者、NEC社会起業塾 塾長)

社会事業は、世界のどこかではなく、あなたの足元から始まる。

 

あなたが社会の課題に気付き、その課題の原因や背景を知り、今後のなりゆきを見通したときに、「このままじゃだめだ。自分だけじゃどうにもならないかもしれないけど、でも、自分から動き出さなきゃ」と感じてあなたが動き出したら、社会事業は始まっている。

東海地方は、課題も資源も豊かな(?)、社会事業に最適の場所。日本語を母語としない人々や子女の人権をどう守り、その可能性を技能へとどう育てるか。北部・南部だけでなく各地にも点在する豊かな自然や生態系を、どう生かしながら守り抜くか。20世紀の生活と文化を支えてきた商業地域を、21世紀を闘い抜く集団へとどう導くか。「就職する」ことが仕事だと思い込んでいる若者たちに、本気で仕事する大人たちと、どうめぐり会わせるか。

さぁ、あなたが挑まないで、どうする?

地域には活かされるべきものが沢山ある

小出 宗昭 氏
(富士市産業支援センター f-Biz センター長)

全国各地において「地域活性化」の必要性が強く叫ばれている中、地域に埋もれた「人」を活かし、その「能力」を活かして「まちをおこす」、という考え方を提唱しています。

私自身が約7年半のあいだ携わってきた公の産業/創業支援の活動を通して、一つのまちが元気を取り戻すためにとても大切だと感じていることがあります。それは、地域から「前向きにチャレンジしようとする人」が1人でも2人でも多く輩出されることです。

そして、これと同じくらい重要なことが、チャレンジしようとしている1人ひとりと一緒の目線で歩み続ける「サポーター」の存在です。一人ひとりのチャレンジが、最終的にビジネスとして地域経済を循環させるようになること、その流れ一つひとつをつなげて大きな波に育て、全国へ波及させること。こうした仕掛けを創出することがサポーターの役割です。

この両者がつながる「東海若手起業塾」のプログラムに、大きな期待が持てることは言うまでもありません。参加するみなさんそれぞれが自身の持つ「活かされるべき能力」に気づき、それを磨いて、地域の中でさらに発揮できることを期待しています。私自身もそのお手伝いをさせていただきますから、是非一緒に取り組んでみませんか。

Where there is a will, there is a way. (意志有るところに道はあり)

毛受 芳高 氏
(NPO法人アスクネット 代表理事)

人は社会生活をおくる中で、「え、これってこんなのでよいの」「もっと社会はこうなれば」、素朴な問題意識を持つことがあります。そういった気付きは、しばしば思いつきだけで終わってしまいます。

しかし、社会をよりよいものにするためには、こうして頭の中に生まれた、かすかな問題意識が大切です。このかすかな問題意識が、その意志のもと、一歩「動く」ことで、かすかな問題意識が徐々に確固たるものに育っていきます。そして、問題解決への道が生まれる。

つまり、社会を発展していくためには、かすかな意志を「行動」に移すということなんです。このプロジェクトに参加した方は、すでに意志をもって、動きをはじめている人だと思います。

この東海若手起業塾は、その意志に、さらなる多くの人との出会いを生み出すことで、問題解決への道をつくっていくこと。意志有るところに道はあり、なのです。

失敗を恐れず、「明るく楽しく元気に」チャレンジしてください

小池 利和 氏
(ブラザー工業株式会社 代表取締役社長)

ブラザー工業株式会社は、ブラザーグループ創業100周年を記念した社会貢献活動の一環として、東海地区の活性化や社会課題の解決に取り組んでいる若手起業家の支援を始めました。

日本は欧米に比べ、若い人たちが失敗を恐れずチャレンジできる機会がずいぶん少ないように感じます。さまざまな事にどんどん挑戦していかないと、若者自身も、ひいては日本の社会も元気がなくなって、競争力がなくなってしまうと思います。

私たちは今回の協賛を通じて、若者が勇気を持って何事にもチャレンジできる風土づくりに、少しでも役立ちたいと考えています。起業塾に応募いただく皆さんには、事業の社会的価値をいつも意識し、若者らしく「明るく楽しく元気に」事業を育てていっていただけるよう、大いに期待します。

若いからこそ、若いうちにチャレンジした方がいい!

田村 太郎 氏
(ダイバーシティ研究所代表)

本プログラムが「若手起業家」の育成に着目していることは注目したい点です。

 

将来、社会起業家になろうとしている若者の中には、まず大学でしっかり学んで、就職して経験を積んでから起業しようと考えているも多いと思いますが、私はむしろ逆に、20代のうちにチャレンジすることを勧めています。

若手だからこそ失敗してもやり直しがきくし、その後の人生に経験が生きます。若いからこそ、周囲の応援も得やすいのです。

まずは一歩、踏み出してみましょう。